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立川談四楼下北沢独演会 第201回

うっかりして写真を撮り忘れてしまったのだが、8/15(土)は下北沢の北沢八幡宮で開かれる、立川談四楼独演会に行ってきた。前回が200回目ということで節目の会だったが、新しい期の始まりといった感じの会である。

顔付けは以下の通り。

開口一番 つる 仮面女子(こしら門下)
垂乳根 だん子
幇間腹 寸志
もう半分 談四楼

中入り

半夏生・玉藻ノ舞 綾乃テン
一回こっくり 談四楼

仮面女子はこしらの一番弟子で、ヤフオクに命名権を出され、地下アイドルの「仮面女子」に25万1千円で落札されたということで、一時期話題になっていた。初高座ではないが、師匠以外からは最初にもらった仕事とのこと。「女子」とは言うものの、サブカル臭のする風貌の男子である。

だん子の「垂乳根」を聴くのは3度目だと思うのだが、これまでのネタに比べてずっと巧くなったと感じた。最初に聴いたときは最後まで演じていたが、この日は途中でサゲて降りる。そのへんの対応も臨機応変になってきた。寸志「幇間腹」は賑やかでよい高座。前座のときはあまり前面に出してなかったが「昭和の爆笑王」のような持ち味になってきたと思う。軽い噺を本当に楽しく演じる。

談四楼2席は怪談の趣向で、そういえば昨年8月のオールナイトのときと同じ演目である。「もう半分」は居酒屋の主が最初人情深く描かれているのに観客の見えないところで豹変する。その省略が噺に奥行きを与えているように思った。「一回こっくり」は申し分ない情けのある噺で、途中で何度となく涙を拭わされた。オチ近く、楽屋で物が落ちるというハプニングがあったが、それもものともせずに観客をひきつけきった。夏には毎年この噺を聴きたいと思う。

色物で入った綾乃テンは人形使いで、玉藻前を実に妖艶に演じた。オシラサマを題材にしたネタも持っているそうで、妖怪会議の際などにはゲストをお願いするといいのではないだろうか。ぜひ、リンク先から写真を見てもらいたい。

終演後は楽しく懇親会。いろいろ密談しました。

立川流昼席で立川談四楼一門会

昨日、7月22日(火)は通常の立川流昼席の興行だが、初めての試みがあった。立川談四楼の弟子3人が上がる、一門会として行われたのである。また、普段の立川流の寄席には色物が上がらないが、今回から主任の選んだ色物が膝代わり(トリの前)を務めるパターンも出来たとのことであった。

顔付けと演目は以下の通り。

開口一番・道灌:らくみん(志らく一門)
垂乳根:だん子(談四楼一門)
幇間腹:寸志(談四楼一門)
大山エッチラオッチラ:三四楼(談四楼一門)

中入り

色物:ラブリー恩田
柳田格之進:談四楼

2015-07-22 15.45.59最後には一門揃っての記念撮影があった。ラブリー恩田さんの芸は分類不可能でとにかく観てもらうしかない。強いて分類するならば一人芝居ということになるだろうか。今回は披露されなかったが、15分もかかる大ネタもあるとのこと。談四楼独演会にまたゲストで来られることもあるそうなので、そのときに実際に見て確かめていただきたい。

終演後は取材があり、午後は外出しっぱなしの一日となった。原稿やらなくちゃ。

12月プロデュース興行第2弾「落語立川流×星派道場ショートショート寄席」立川三四楼・寸志 ゲストに作家・田丸雅智!

「談慶の意見だ!」に続く第2弾は、同じく立川流二つ目・三四楼さんをお招きしての実験落語会です。

 Biri-Biri寄席には初登場となる立川三四楼さんは、1976年、愛知県生まれ。初めは立川流真打の快楽亭ブラック(現・フリー)に入門し、その後談四楼門下に移籍して改名、2010年に二つ目に昇進しました。
 師匠譲りの古典落語は見事なのですが、それ以外にSFファンの顔も持ち、その方面の知人も多くいらっしゃいます。観客を自分の世界に引き入れる「メビウス落語」をぜひご覧いただきたいと以前から思っておりました。

 今回は出版芸術社からデビューされたショートショート作家の田丸雅智さんとご面識がおありということもあり、田丸さんにゲストに来ていただくほか、その作品世界の落語化にも挑戦していただこうと思っております。『夢巻』『海色の壜』の作品集で田丸さんのファンになられた方も、ぜひ会場にお運びになってみてください。

 ショートショート作家・田丸雅智の個人サイト「海のかけら」

 もう一人、2015年3月に二つ目昇進が決まって意気軒昂の弟弟子・立川寸志さんもご出演予定です。40代で立川談四楼さんへの入門を果たした「中年の星」にもぜひ熱い声援をお願いします。

 ご予約・お問い合わせはこちらまで。

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落語立川流×星派道場 ショートショート寄席
~ 立川談志と星新一、それぞれの孫弟子が奇跡のジョイント ~

 
立川談志の孫弟子にあたるSF大好き落語家の立川三四楼と、星新一の孫弟子、新鋭ショートショート作家 田丸雅智。
偉大なる師の業績を追う二人の若き求道者が、ここ新宿で初のジョイントを果たします。

[日時] 2014年12月20日(土)  開場・21:00  開演・21:30 (約2時間を予定)

[会場] Cafe Live Wire (Biri-Biri酒場 改め)
     東京都新宿区新宿5丁目11-23 八千代ビル2F (Googleマップ)
    ・都営新宿線「新宿3丁目」駅 C6~8出口から徒歩5分
    ・丸ノ内線・副都心線「新宿3丁目」駅 B2出口から徒歩8分
    ・JR線「新宿」駅 東口から徒歩12分
 
[料金] 1500円 (当日2000円)

 なお、この落語会の終了後には師匠・立川談四楼さんの「オールナイトで談四楼」も続いて行われます。
 ぜひはしごでのご観覧を!
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