Archive #83

bill board3.jpg

Live Wireのホームグラウンド「Biri-Bire酒場」

〒160-0022
東京都新宿区新宿5丁目11-23 八千代ビル2F (「地鶏ちゃんこ料理・ぢどり家」の左、階段を上がる)<地図> TEL 03-6273-0430
■都営新宿線 新宿三丁目駅C6~8出口から徒歩5分
■東京メトロ丸ノ内線&副都心線 新宿三丁目駅B2出口から徒歩6分

Ikana-Go.jpg平日650円均一(サラダバー&コーヒー無料)ランチ営業中。

ビーフシチューセットBiri−Biriカレー (+日替わり)
←新メニュー:Ikana-Goラーメン(「いかなご」ベースの、節も魚粉も使わない全く新しい第三の魚系ラーメン/一日10食限定)

【これからのPPV中継予定】 2/1(金)19:30〜杉江松恋のガイブン酒場#3
【blog最新】トークライブ「Live Wire」Inside :シリアを闊歩する「戦場の見学者」

Live Wire#83
2月15日(月)

benituru450x165.jpg吉村智樹x花房観音・夫婦対談「オモロイ夫婦の“熱愛別居生活”終結記念トーク」

吉村智樹.jpg花房観音.jpg【出演】吉村智樹x花房観音
【時間】開場19:00〜 開演19:30〜(約二時間)
【場所】トークシアターなんば紅鶴

←チケットご購入の方はこのバナーをクリックしてください。



 昨年春、官能小説家・花房観音さんが、放送作家の吉村智樹さんと結婚されたというニュースが流れたときには驚いた。

 吉村さんといえば、『宝島』の名物企画「VOW」の常連投稿者でもあり、後に吉村さんのネタだけで単行本化されたほどのお笑い巧者でもある。『テレビのツボ』や『痛快!明石家電視台』など名番組を数々手がけ(個人的には「キッチュ」時代の松尾貴史さんの脱力系深夜番組『ディープ・キッチュ』も忘れがたい)伝説のバンド「モダンチョキチョキズ」にも参画するなど、浪速のサブカル者の脳裏にはしっかり彼の名前が刻まれている。ーーそんな人が、第一回団鬼六賞を受賞したばかりで、一気に世の注目を浴びた花房さんと、それも4月1日(エイプリル・フール)に結婚したと聞けば、ざわつくなというほうがおかしい。

 そのニュースから八ヶ月。11月になって花房さんにLiveWireへ初登場いただいた際、実は発表から半年以上が経過したにもかかわらず、まだ同居もしていないのだというお話を伺って、さらに大仰天した。

「ぎ、偽装結婚?」
 思わず失礼な言葉が口をついてしまったものだ。
「いやいや、夫は愛してます!」
 普段おっとりしておられる花房さんが、この時ばかりは超高速で否定された。

 そりゃそうだろう。
 その日伺った話は、二十代からダメ男に散々振り回され、否応なしに潜らされた性と金の修羅場のオンパレード。サラ金に金を借りて、ダメ男にセックスをねだるけれど、ロクに抱いては貰えず、結局AV雑誌を見てオナニーをしていた…。いまでこそあけすけに、そんな過去の自分を笑い飛ばす花房さんだが、それはやはり厳しい経験だったに違いない。
 一方、吉村さんもTVや雑誌で大活躍、華々しい生活を送っていたように思えるが、「実はモテなくてオナニーばかりしていた独身時代」だったという
 いわばこの二人の結びつきは
 『45歳と39歳のオナニーばっかりしてた男女の、モテナイ同志のアラフォー晩婚』なのだ。

 普通ならそんな二人が、即同居しないのは不思議に思えてならないのだが、現実は今も“謎の据え膳生活”が続いており、この2月末になってようやく二人は「別居を解消」…あれ? なんかニホンゴがおかしいな
 「11ヶ月遅れで新婚生活に入る」
 「遠距離新婚にピリオドを打った」
 ううむ…どう書いても、常識の範疇に収まる説明ができそうにないのだが、まあ本来の“正しい”同居生活に入られるそうだ。

 このなんとも説明のつかない部分ーー不思議な“熱愛別居生活”一年の真相について、収まるところに収まる(予定の)当事者お二人を迎えて、根掘り葉掘り色々伺ってみたい。それぞれの独身時代のモテないエピソードはもちろん、なぜここまでズルズル別居状態になったのか、そもそも“デキ婚”でもないのに何故に慌ててフライング入籍に至ったのか? 色々笑える話が聞けそうだ。

 ただ、一年間離れ離れに暮らしていても、お互いへの気持ちに揺らぎがなかったことも間違えのない事実。この二人の“あるオモロイ愛の形”は、きっと愛情が欲しくて空回りばかりしてしまう僕らに、爆笑と、それでも愛を求める勇気を与えてくれるのではないだろうか。


 花房観音さんの出演番組

Live Wire#69
2011.11.28「花房観音のエロティシズム浪速女列伝#1 桜一菜」
(USTREAMアーカイブに 高解像度版を近日中にUP予定)


桜一菜.jpgshaburiba.psd第一回団鬼六小説賞受賞作家の官能作家・花房観音が、関西在住のエロ業界の女たちを招き、性に賭けたエロスと人生の表裏を、笑いとNGナシの赤裸々ツッコミで聞く、関西ならではのギリギリトークシリーズが開幕! 
 現在花房さんはネットマガジンMen's Nowで関西のエロ業界人たちの連続インタビュー「関西エロ名鑑」を連載中。Live Wireではさらに、対象をエロ業界もしくは水商売周辺の女性に絞って、同性だから聞ける性の深みや女の生き様が滲むようなシリーズができないかとリクエストしてみたのがこの企画だ。

 さて第一弾の今回は、かつてNHK教育「青春十代しゃべり場」の第11期レギュラーとして活躍、その後180度方向転換、AV女優の道へ転身して、“良心的な”視聴者を仰天させた桜一菜が登場。 

 現実感のない日常のなかで、売春や風俗店勤務、リストカット、そしてAV出演と、自らの居場所を探して放浪してきた十代〜二十代の日々ーーその生き辛さを赤裸々な言葉で語り、中村淳彦のノンフィクション「名前のない女たち最終章 」(2009年4月宝島社)にも登場した(その後文庫化された同作品の解説を執筆)。引退後、大阪へ戻ってからもAV女優であった過去を隠すことなく、一般人として暮らしている。十代で居場所を見失った彼女が、AV女優を経て、自分なりの居場所を見つけるまでを語る「しゃべり場」以来の本音100%なストレートトーク。道は違っても、同じ“生きづらさ”を感じている女性たちにこそ、来場して、直接対話してみて欲しい企画かもしれない。

【花房観音】兵庫県出身。京都在住の官能作家。京都女子大文学部教育学科中退。在学中にアルバイトでバスガイドを始め、映画会社、旅行会社勤務などを経て作家に。 2010年、第一回団鬼六賞大賞を「花祀り」(無双舎)にて受賞。京都の和菓子店を舞台に、権力者に弄ばれる女性の官能を重厚に描いて、団鬼六最後の弟子と呼ばれる存在に。私生活では今年4月、放送作家吉村智樹氏と結婚。京都観光文化検定2級を所持する現役バスガイドでもある。

その壮絶なまでのセックスに対するコンプレックスと思い入れに関してはこのインタビューを参照のこと。

Twitter Widgets




↑ダブルクリックで大きな画像に飛びます
4月12日(木)「こんな時だからあえて、恋を“自粛”しない生き方」
島田佳奈 (All About 恋愛ガイド)

このライブのチケット購入はこちらから