〒160-0022
東京都新宿区新宿5丁目11-23 八千代ビル2F (「地鶏ちゃんこ料理・ぢどり家」の左、階段を上がる)<地図> TEL 03-6273-0430
■都営新宿線 新宿三丁目駅C6~8出口から徒歩5分
■東京メトロ丸ノ内線&副都心線 新宿三丁目駅B2出口から徒歩6分
平日650円均一(サラダバー&コーヒー無料)ランチ営業中。
ビーフシチューセット、Biri−Biriカレー (+日替わり)
←新メニュー:Ikana-Goラーメン(「いかなご」ベースの、節も魚粉も使わない全く新しい第三の魚系ラーメン/一日10食限定)
【出演】 木野龍逸(スペシャルゲスト)畠山理仁、渋井哲也&渡部真(黒幕)
【日時】 2012年6月13日(水) 開場・19:00 開始・19:30
【会場】 道楽亭 Ryu's Bar
東京都新宿区 新宿2丁目14-5 坂上ビル1F / TEL:03(6457)8366
・都営新宿線「新宿3丁目」駅 C6~8出口から徒歩2分
・丸ノ内線・副都心線「新宿3丁目」駅 B2出口から徒歩5分
・丸ノ内線「新宿御苑前」駅1番/3番出口から徒歩5分
【料金】 1500円(懇親会参加の方は+2000円)当日券:500円up
※終演後、出演者を交えてフリーフードの懇親会を開催予定です。参加希望の方は、購買画面でオプションの「懇親会」の項目を「参加する」に変更してお申し込みください。イベント中・懇親会共通で使えるドリンククーポンを3枚お渡しします。
※懇親会参加予定のないお客様は、イベント中の飲食用に当日別途ドリンク&フードクーポン1000円(3枚相当)をお買い上げください。
東北大震災から一年三ヶ月。
『風化する光と影―東日本大震災特別リポート』(マイウェイ出版)は、どんどんメディアの隅に追いやられていく被災地の苦境を、手弁当で現地に通うフリー記者たちが、現在進行形で伝えようとした一冊だ。
あえて副題に「メデイアから消えつつある震災”の中間報告 」と謳ったとおり、彼らの取材は今も続いている。だが、その日々の取材成果を掲載する媒体は残念ながら少ない。この本も決して店頭で飛ぶように売れたわけではなく、苦戦を強いられている。震災一年の区切りがあって初めて形になり得たレポートではあったが、同じ形の連続刊行は難しいという。だが今日も彼らの地道な取材は続いている。その取材成果をできる限りリアルタイムで伝えたいという熱い思いを受けて、Live Wireでは彼らの“取材報告会”をシリーズとしてお届けすることになった。
例えば、この本の取材行以降、畠山理仁の現地取材は以前にまして活発化した。夜はマンガ喫茶に泊り、現地の食堂や酒場で地元の人達の生の声に触れながら、毎週のように被災地に身を置く日々だ。標的の一つは、政治的には“事故終息”宣言を下された形になっている福島第一原発。ついに内部取材に成功したものの、“終息”したはずの現場では、写真撮影お断りのお達しが下る。いまなお手足を縛られたような不自由な取材を強いられる現実。それは現地を歩いた者でなければ知ることのない現実だ。だからこそ、その目に焼き付けてきた「自分の目で見た事故現場」の報告をしたい、と思うのだろう。“フクイチ”取材を同道した木野龍逸も加わっての、渾身のレポートとなる。
また、すっかり日常を取り戻したように思われる湾岸部の街の生活も、復旧には程遠い。金・人・物、総てが足りない。苦悩はむしろ時間とともに過酷になる。原発のような派手なトピックスではないだけに、メディアからでは知りえない実態がまだまだある。東北の湾岸部を歩き、津波被害の傷跡に今も苦しむ人々の姿を地道に取材し続ける、渋井哲也の取材にも注目して欲しい。