〒160-0022
東京都新宿区新宿5丁目11-23 八千代ビル2F (「地鶏ちゃんこ料理・ぢどり家」の左、階段を上がる)<地図> TEL 03-6273-0430
■都営新宿線 新宿三丁目駅C6~8出口から徒歩5分
■東京メトロ丸ノ内線&副都心線 新宿三丁目駅B2出口から徒歩6分
平日650円均一(サラダバー&コーヒー無料)ランチ営業中。
ビーフシチューセット、Biri−Biriカレー (+日替わり)
←新メニュー:Ikana-Goラーメン(「いかなご」ベースの、節も魚粉も使わない全く新しい第三の魚系ラーメン/一日10食限定)
[#84] 2月16日(木)←チケットご購入の方はこのバナーをクリックしてください。 |
映画「監督失格」公開三ヶ月連続カウントダウン
「AV監督失格 ! 百花繚乱の90年代・AV黄金期の平野勝之」
平野勝之
ゲスト:中村うさぎ(作家)、東良美季(作家/AVライター)、ペヤングマキ(AV監督/劇作家)
後援:『監督失格』製作委員会 「監督失格」公式HP http://k-shikkaku.com/
協力:V&Rプランニング
「監督失格」に至る平野勝之監督の道程を、膨大なAV作品と『由美香』以来の三本の劇場作品を振り返ることで、俯瞰する三ヶ月連続トーク企画。第一弾のAV全盛期の90年代、「AVがこんなムチャクチャで面白くていいのか?」とまで言わしめた、初期の代表作「水戸拷問~大江戸ひきまわし」等、一見子供の悪ふざけかと見まごうようなパンク的実験映画の手法で「抜けないAV」をひたすら撮りまくった初期作品を振り返る。
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「水戸拷問-大江戸引き回し-」(V&R・1992)
カッター、タバコ、ムチ、ビンタ、竹刀、浣腸、ゲロ、ウンコ・・・まさに「拷問」のオンパレード。肉体と精神両面から、主演の小松美穂を追い込み、「監督失格」でも抜粋された、AV史上類を見ないとどめの花火発射シーンのクライマックスへ。平野勝之がその特異性を遺憾なく発揮した、V&R初監督作。
「ザ・タブー 恋人たち」(V&R・1993)
「子供はどうして産まれるか?」、そして「真の愛とはなにか」という形而上学的テーマを、AV女優のカップルと三賢者のフィストファック、ウンコ、ゲロといったスカトロ表現を交え描く。寓話的問題作。
「ザ・ガマン しごけ!AV女優」(V&R・1993)
ボディコンTバック姿の4名の女優が、下水道のマンホールの中に隠れているスタッフを探し、抜いたら勝ちというゲーム的設定。しかし、「便器の中から男女のうめき声がする」という通報と共に警察に囲まれ、あえなく撮影中断。再び郊外の下水道を舞台に、最低の汚濁まみれのゲームが再開される。
「わくわく痴漢講座-痴漢の達人-」(V&R・1995)
ベストセラー「痴漢日記」の著者山本さむ率いる痴漢軍団ーー武闘派痴漢(射精願望が強い)、穏健派痴漢(インポ)、バイブを持った者、パンチラを狙う者入り乱れ、電車内や競馬場で痴漢を繰り返す。どさくさに紛れ平野も痴漢デビュー。
「21歳-みたされない隙間の時-」(V&R・1994)
(カンパニー松尾、バクシーシ山下とのオムニバス作品)「ザ・ガマン」の撮影で組んだ女優藤香澄と、普通の恋愛AVを撮ろうとする平野。だが、カッターナイフを取り出した藤香澄が自殺未遂を犯してしまう。監督と女優の一対一の濃厚な対峙。女優の感情の揺れを凝視する、内面ドキュメント路線の嚆矢。
「アンチ素人奥さん出演ビデオ」(V&R・1994)
構成と配役だけを決め、企画が進行。離婚調停中の人妻やレイプ経験のある人妻が、平野組常連の原達也、杉山正弘、井口昇とカラむ。新婚ホヤホヤの平野が冒頭で恋人と電話で喧嘩し、最後に「極私的不倫ビデオ企画中」とテロップ。「わくわく不倫講座」へとつながるイントロ的作品。
「SEXレポート No.1美人キャスターの性癖」(V&R・1995)
台風の中でのSEXシーン撮影を目的に南大東島へロケ敢行。だが台風は上陸せず、カラオケや、鍾乳洞でのSMプレイ撮影で凌ぐ中、女優がウツ状態に陥りロケ断念。帰京すると台風が千葉に接近。ロケ隊は迷走台風のように、今度は犬吠崎へと向かう。
9月3日公開の「監督失格」は、恐るべき映画だ。
人を想い、愛する気持ちが魂を蝕み、一方が死者になった後も、心を鷲掴みにして離さない…。本来ならホラー映画でもおかしくないような題材だが、この映画は、監督である平野の私生活を延々撮ったリアルなドキュメントとして作られている。
そもそもAV監督であった平野が世に知られるきっかけとなったのは、売れっ子AV女優林由美香との不倫愛の記録。野宿しながら東京から北海道まで自転車で旅行する、破天荒なAVドキュメント『由美香』だった。そして『監督失格』は、由美香との恋の破綻の七年後、唐突に元恋人を亡くした平野の魂の苦悩を記録している。ドキュメント故の圧倒的な迫真性で、見る者の心は平野の視線をなぞり、共に由美香の霊に心を持ち去られてしまう…。
映画「監督失格」予告編
かつて平野はAV作品の中で、SEX中に相手に花火を浴びせかけたり、半裸の女優に路上で四股を踏ませる、等シュールな状況を設定し、その極限で繰り広げられる性の爆発と、感情の発露をドキュメントとして記録し続けてきた。今回、実人生の中で、それらを上回るような過酷な条件が自分自身に降りかかってきた時、平野は苦悩する自分にカメラを向けることで、その閉塞状況をぶちぬこうとした。「監督失格」という映画はそんな“地獄巡り”を克明に記録した映画である。
彼にとって題材がAVだったのは、「撮り続ける」こと、「対象に密着すること」の方便でしかなかったのだろう。根っこにあるのは、レンズの前に立つ者の感情と全ての光景を記録せずには居られない、天性のドキュメント作家の感性。ーーそんな平野の「監督失格」に至る道程を、膨大なAV作品と、自転車三部作と呼ばれる『由美香』以来の三本の劇場作品を振り返ることで、俯瞰してみようというのが今回の三ヶ月連続トーク企画だ。
第一弾の7月はAV全盛期の90年代、「AVがこんなムチャクチャで面白くていいのか?」とまで言わしめた、初期の代表作「水戸拷問~大江戸ひきまわし」等、一見子供の悪ふざけかと見まごうようなパンク的実験映画の手法で「抜けないAV」をひたすら撮りまくった初期作品を振り返る。80年代バブルの狂乱と、彼がそれまで身を置いていたアマチュア映画の持つ自由さが融合した、無邪気さと狂気に満ちた性のクロニクルだ。それらは、とっくにレンタルビデオ店の棚からも姿を消し、マニアがネットオークションを通して高価で取引するようなレア作品ばかり。またゲストには、『狂人失格』の著者でベストセラー作家 中村うさぎと、平野の一番弟子である女流AV監督ペヤングマキを招き、“女優にのめりこむ”監督・平野勝之に、“女目線”で斬り込む。
そして、あなたは知るだろう。平野は最初から平野だったということを。
なお、本イベントは都条例により18歳未満の方の入場はお断りいたします。当日入場の際に年齢の確認できる身分証(免許証、学生証、社員証、パスポートなど公共機関が発行する証明書)の提示が必要となりますので予めご了承ください。また、未成年者へのアルコールの販売も固くお断りいたします。
このライブには当日オンラインからのTipping(投げ銭)ができます。会場に来ることができなかったあなたも、面白いと感じた出演者には、どんどん応援のTippingをお願いします。クレジットカードと銀行振込の二通りの方法がありますが、100円単位の少額から、何口でも可能です。(アーカイブ映像に対する支払いもOKです。)左のオレンジのアイコンをクリックして、ショップカートをご利用ください。同時に出演者への激励メッセージも贈れます。
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Live Wireでは、ライブの全編UST中継を行っています。面白いものを提供する上で、手間も掛け、努力もしています。無料で勝手に見てくれ、というつもりではありません。面白ければ、あなたがそれに値段をつけてほしい。エンターテイメントは、対価によって育てられる文化です。フェアな評価の基準で、あなたに値段をつけて欲しいのです。何でも無料で持って行けというネット文化の習慣にはあまり賛成できません。あえてTippingというスタイルを採用しているのは、僕らなりのダダ漏れ、タダ乗りの風潮に対するアンチテーゼのつもりです。ご理解とご協力をお願いします。
※この回は内容に鑑み、USTREAM放送を行いませんでした。あしからずご了承ください。