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Live Wire #130
2012年10月23日(火)
Live Wire「ビリビリ酒場」新宿ミステリ酒場:非英語圏ミステリ世界一周#1
「翻訳家・酒寄進一に聞くドイツ・ミステリーの魅力とは?」
犯罪
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【出演】酒寄進一(和光大学表現学部教授:翻訳家)マライ・メントライン杉江松恋(書評家・ライター)
翻訳家・酒寄進一に聞くドイツ・ミステリーの魅力とは(仮)
~あなたの知らないミステリーの世界 ミステリ酒場スペシャル~


 現在日本で翻訳されているミステリー作品の大半が英語圏のものです。アメリカ、イギリスこそがミステリーの本場。そういう認識をもっている人も少なくな いでしょう。先日、アメリカの評論家オットー・ペンズラーがインタビューに答え、「民主主義政権が磐石で、警察組織によって治安が安定していたこと」「書 籍が比較的低価格で、大衆層に安定的に普及していたこと」などを英語圏ミステリー隆盛の理由として挙げているのも見ました。はあ、なるほど。一見もっとも らしい説ですが、世界のミステリー事情についてよく知らないとうかつには頷けないですね。英米以外の国にも、もしかしたら夢のように素晴らしいミステリー 創作者がたくさんいるのではないかしらん。

 そんなわけでBiri-Biri酒場では、英語圏以外の国に焦点を当て、世界のミステリーについてよく知るためのイベントを連続してやっていきたいと 思っています。まずはドイツから。ご存じのとおりドイツには第3帝国時代という暗い歴史があります。その過去を払拭するため、一時はナチスを題材とした小 説の執筆自体がタブー視されたこともあったほどです。映画化もされた『朗読者』の作者ベルンハルト・シュリンクなどは、そのタブーを破ることで新しいドイ ツ文学の創造に挑戦した作家の1人です。そうした運動、新しい波は、おもしろい小説、おもしろいミステリーを生み出す原動力にもなりえているのではないで しょうか。

 数年前に話題を読んだ『深海のYrr』の作者フランク・シェッツィング、本屋大賞の翻訳小説部門を受賞した『犯罪』のフェルディナント・フォン・シー ラッハなど、近年はドイツ発のミステリーがヒットを飛ばすことも多くなってきました。現代のドイツ・ミステリーはどうなっているのか。いまやドイツ・ミス テリーの翻訳紹介では第1人者となった酒寄進一さんに最新の事情をお聞きします。どうぞお楽しみに。(杉江松恋)

追記:
『テレビでドイツ語』でおなじみのマライ・メントラインさんが、ダブルゲストでいらしていただけることになりました! マライさんのドイツ語圏ミステリーに関する連載エッセイはこちらで読むことができます。

[出演者紹介] 
酒寄進一 
(和光大学表現学部教授。主な訳書にフェルディナント・フォン・シーラッハ『犯罪』『罪悪』、ネレ・ノイハウス『深い疵』など。)

マライ・メントライン (シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州キール出身。NHK教育 『テレビでドイツ語』 出演。早川書房『ミステリマガジン』誌で「洋書案内」などコラム、エッセイを執筆。最初から日本語で書く、翻訳の手間がかからないお得な存在。しかし、い かにも日本語は話せなさそうな外見のため、お店では英語メニューが出されてしまうという宿命に。まあ、それもなかなかオツなものですが。)

[聞き手] 杉江松恋(書評家・ライター)

【日時】 2012年10月23日(火) 開場 19:00 開始 19:30
【会場】 Live Wire「ビリビリ酒場」新宿
〒160-0022
東京都新宿区新宿5丁目11-23 八千代ビル2F (「地鶏ちゃんこ料理・悠」の右、階段を上がる)
■都営新宿線 新宿三丁目駅C6~8出口から徒歩5分
■東京メトロ丸ノ内線&副都心線 新宿三丁目駅B2出口から徒歩6分
【料金】 250円(アーカイブ視聴料)

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