



今やSF復活のリードオフマンとして八面六臂の活躍を見せる大森望をホストに、作家・翻訳家・編集者が集いSF最前線の話題をお届けしていくシリーズが開幕。
第一回は、今春《オペラ》三部作完結編『ファイナル・オペラ』を刊行した山田正紀と、第一短篇集『盤上の夜』が話題の宮内悠介の師弟(?)コンビがゲスト。
日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞受賞の『ミステリ・オペラ』、『マヂック・オペラ』に続く六年半ぶりの第三部『ファイナル・オペラ』はSF的奇想と本格ミステリを融合させた畢生の大作。シリーズ完結に込めた思いや創作の裏
話をたっぷり伺う予定。
対する宮内悠介は、SF界期待の新人No.1の呼び声も高い注目株。一昨年の「第一回創元短編賞」で、選考委員特別賞にあたる「山田正紀賞」を受賞し、デビューを飾った。初単行本となる『盤上の夜』は囲碁、チェッカー、麻雀などを絡めたゲーム・テーマの連作集。書き下ろしの将棋SF「千年の虚空」では、まさに“山田チルドレン”ともいうべきハッタリが炸裂する。
また、3月に出たばかりの『NOVA7』では、目玉作品となるはずだった山田正紀の中編「雲のなかの悪魔」が締切に間に合わず、それにかわって、宮内が急遽書き下ろした《スペース金融道》シリーズの新作「スペース地獄篇」が巻頭を飾るなど、因縁浅からぬお二人。折りしも第二回創元SF短編賞候補作を中心に編まれた『原色の想像力2』が刊行され、第三回同賞受賞作も4月14日に決定。宮内に続く新たな才能も次々に世に出ようとしている今、ベテランと新人による SFトークをお楽しみいただきたい。
東京都新宿区新宿2丁目-14-5 坂上ビル1F
都営新宿線「新宿三丁目駅」徒歩1分 / 東京メトロ丸ノ内線 「新宿御苑駅」徒歩3分


「ガルダンもガンガルもアトランジャーも今やもうメジャーだ!」
人間多かれ少なかれ自分の中に閉塞感を抱えているもの。昨年末出版された雨宮まみさんの「女子をこじらせて」は、『女』という社会的ロールをどうしてもうまく享受(あるいは“満喫”)できず、自意識過剰気味になるばかりだったかつての自分を赤裸々に語った異色の一冊。
福島原発事故の現場処理という「ヨゴレ仕事」。暴れまわる巨大な怪物を東京電力は人海戦術で抑えこむしか無い窮地に追い込まれた。


寺澤有は武闘派ジャーナリストとして名高い。


