Archive#3 of Live Wire

bill board3.jpg

Live Wireのホームグラウンド「Biri-Bire酒場」

〒160-0022
東京都新宿区新宿5丁目11-23 八千代ビル2F (「地鶏ちゃんこ料理・ぢどり家」の左、階段を上がる)<地図> TEL 03-6273-0430
■都営新宿線 新宿三丁目駅C6~8出口から徒歩5分
■東京メトロ丸ノ内線&副都心線 新宿三丁目駅B2出口から徒歩6分

Ikana-Go.jpg平日650円均一(サラダバー&コーヒー無料)ランチ営業中。

ビーフシチューセットBiri−Biriカレー (+日替わり)
←新メニュー:Ikana-Goラーメン(「いかなご」ベースの、節も魚粉も使わない全く新しい第三の魚系ラーメン/一日10食限定)

【これからのPPV中継予定】 2/1(金)19:30〜杉江松恋のガイブン酒場#3
【blog最新】トークライブ「Live Wire」Inside :シリアを闊歩する「戦場の見学者」

# Date
Navigator

Hall

001

2010.04.12 東京都知事選“後の祭り” 本当にこの選択でよかったの? TOKYO 畠山理仁 / 小川裕夫 BiND LOVES DESIGN

 
  10 THOUGHTS
BEHIND BiND

002

2011.04.19

東京R不動産「半分本気の会社説明会@夜の新宿2丁目」   BiND LOVES DESIGN
    10 THOUGHTS BEHIND BiND.   10 THOUGHTS
BEHIND BiND
   

東京R不動産「半分本気の会社説明会@夜の新宿2丁目

  BiND LOVES DESIGN
  10 THOUGHTS BEHIND BiND.  
    10 THOUGHTS BEHIND BiND.BiNDに込めた10の想い。  
  10 THOUGHTS BEHIND BiND.  
    10 THOUGHTS BEHIND BiND.BiNDに込めた10の想い。  
#018 6/23 自由すぎる報道協会Vol.1 「フリーすぎる記者“あの上杉隆に”何を聞くねん?」
#017 6/22 武田賴政x久田将義 「八百長記者とダークサイド編集長が語る、大相撲の闇の闇」
#016 6/16 自由すぎる報道協会Vol.0 横粂勝仁議員「無所属になって何をするねん?」
#015 6/14 巨掠修の地下社会学教室#2 「映画監督残酷物語」
#014 6/5 『震災恐慌!』出版 発売記念トーク 田中秀臣、上念司&高橋洋一
#013 6/2 “歩く雑誌”中沢健PRESENTS『銭形金太郎』ビンボーさん芸人同窓会
#012 5/31 「3.11絆のメッセージ」出版記念トーク
#011 5/25 Book Japan Presents#1 豊﨑由美x杉江松恋 「書評の愉楽」出張版(仮)
#010 5/19  畠山理仁「東京都知事選 “投票だよおっかさん” 爆笑取材映像お蔵出し」
#009 5/17  巨椋修の地下社会学入門#1 「ピンク映画界のヒクソン!池島ゆたか」
#008 5/13  最新刊「アンダー・ザ・ドーム」刊行記念『スティーブン・キング』酒場
#007 5/11  南澤元治「善意の行方」〜義援金、救援物資、ボランティアはどこに消えるのか?〜
#006 4/28  中津川昴 「不思議業界人ファイル#1 超常現象研究家という僕のリアルな職業」
#005 4/26  谷川貞治「これからのK-1の話をしよう」
#004 4/21 島田佳奈「こんな時だから、あえて恋を自粛しない生き方」
#003 4/20 「第二回翻訳ミステリー大賞開票&授賞式」
#002 4/19 東京R不動産「半分本気の会社説明会@夜の新宿二丁目」
#001 4/15 畠山理仁「東京都知事選“後の祭” この選択でよかったの? TOKYO」


HOME > Archive#3

#003 2011.4.20(水)19:00〜(Live Start 19:30)

第二回翻訳ミステリー大賞 授賞&開票式

¥1500

翻訳ミステリー大賞シンジケート
昨年3月、翻訳ミステリーの魅力をひとりでも多くの読者に伝えたいと、海外ミステリーを愛するプロ翻訳家の投票によって“今年最高の一冊”を決する「翻訳ミステリー大賞」が発足。ドン・ウィンズロウの「犬の力」が受賞作と決まった。この賞をバックアップするために、翻訳家に加えて、編集者・書評家が参加してさまざまな角度から翻訳ミステリーの魅力を伝える場として創られたblogが「翻訳ミステリー大賞シンジケート」だ。新刊の書評はもちろん、過去の名作をプロならではの新しい視点で読み解く連載など、多彩な内容は専門誌も凌ぎかねない“濃い”内容で人気を博している。


最終候補作五作は
『音もなく少女は』ボストン・テラン(文春文庫)
『古書の来歴』ジェラルディン・ブルックス(武田ランダムハウスジャパン)
『卵をめぐる祖父の戦争』デイヴィッド・ベニオフ(早川書房)
『フランキー・マシーンの冬』上・下ドン・ウィンズロウ(角川文庫)
『陸軍士官学校の死』上・下ルイス・ベイヤード(創元推理文庫)
プロの中のプロが選んだ「2010年度、最高の翻訳ミステリー」が、今宵この場で発表される!。
また、ゲストには法月綸太郎と三津田信三という今脂の乗り切った本格ミステリー作家が揃い踏みし、その作風のルーツとなったミステリー経験についてディープなトークを繰り広げる。


このライブには当日オンラインからのTipping(投げ銭)ができます。会場に来ることができなかったあなたも、面白いと感じた出演者には、どんどん応援のTippingをお願いします。クレジットカードと銀行振込の二通りの方法がありますが、100円単位の少額から、何口でも可能です。(アーカイブ映像に対する支払いもOKです。)左のオレンジのアイコンをクリックして、ショップカートをご利用ください。同時に出演者への激励メッセージも贈れます。 
←<詳しくはClick>  Live Wireでは、UST中継を行っていますが、面白いものを提供する上で、手間も掛け、努力もしています。無料で勝手に見てくれ、というつもりではありません。面白ければ、あなたがそれに値段をつけてほしい。エンターテイメントは、対価によって育てられる文化です。頑張った出演者、スタッフへの労いと評価の意味で、あなたに値段をつけて欲しいのです。何でも無料で持って行けというネット文化の習慣にはあまり賛成できません。これからも、Tippingというスタイルで、その意志を表示していきたいと思っています。

<PART1> 第二回翻訳ミステリー大賞 開票&授賞式

プロ翻訳家の投票のみによって決定されるという、本年度最高の翻訳ミステリ の大賞。 いわばアメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞、イギリスの英国推理作家協会( CWA)賞、日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞などに匹敵する“プロの 中のプロ”が選ぶ賞ということになる。

本来なら素人のうかがい知ることのない開票と授賞式を、イベントとして一般 公開されるのは、ファンとしては望外の喜びではないだろうか。 今回、総勢60人の“プロ”の投じた票は、一票ごとに投票者の名前が読み上 げられ、その趨勢が決まる。要するに「誰がどの本に入れたか」が一目でわか る仕掛けなのだ。(その一票一票が、準備されたボードに、“ミステリの開祖 ”エドガー・アラン・ポーの生首として、貼りつけられる光景は、ブラックか つシュール(笑))

そして、賞はノミネート作品中でも、おそらく最も渋く、そして“プロの視線 ”を感じさせる“あの作品”へと…。

<PART-2> 法月ー三津田対談

さて、本日の“ダブルメインイベント”の後半戦は、業界人のみならずミステ リファンなら誰もが注目する強烈な組み合わせ。“新本格の雄”法月綸太郎と 、“ミステリとホラーのハイブリッド”で近年各賞の上位を占める三津田信三 の、それも“ホンカク”ではなく“ホンヤク”を巡る対話なのだから、見逃せ ない。

序盤、三津田がクリスチアナ・ブランドの論理敷衍プロセスを絶賛すれば、法 月は三津田作品からコリン・デクスターの影響を指摘。ミステリ評論家として の嗅覚の鋭さを覗かせる。司会の書評家・杉江松恋の巧妙な誘導で、二人は最 近読んだ翻訳ミステリーとして「いたって明確な殺人」「荒野のホームズ」「 世界名探偵倶楽部」「二流小説家」など、通ならではの、渋くもキラリと光る 諸作を挙げていく…。(特にこのパートで法月の語った、“名探偵の弟子”と いうキーフレーズは面白い概念。)

さらに、その原点となるスタンリー・エリンの「第八の地獄」への偏愛を明かし、対談はいよいよ佳境へ。