巨椋修の地下社会学教室 Vol.1
関連作品500本“ピンク映画界のヒクソン”(出演 500本,監督100本)
“おくりびと”を超えた!(全米DVD売上一位)
「世界を悶えさせた男 Mr.ピンク・池島ゆたか」
日本にはまだまだ知られざる怪人がたくさんいる。それも世界クラスの評価を得た、恐るべき日本人たちが。ーー池島ゆたかの職業は映画監督だ。2011年ロスアンゼルスで開催されたさる映画祭で、クエンティン・タランティーノ、ロジャー・コーマン等錚々たる面々と共に、International Lifetime Achievement Awards(国際特別功労賞)を受賞した。その映画賞とは『BOOBS & BLOOD INTERNATIONAL FILM FESTIVAL(「おっぱいと血の国際映画祭」)』 スプラッタとピンク映画監督を対象にしたスキモノ達によるスキモノ向けの映画賞である。しかし、彼の実績はそれだけではない。
2009年に、山口玲子出演「淫乱なる一族:絶倫の果てに」(英題:The Japanese Wife Next Door)のDVDが、米国Amazon.comの邦画セールス・ランクで、アカデミー賞受賞作「おくりびと」(滝田洋二郎監督)を超えて1位となっている。また今年4月その続編「淫乱なる一族 : 背徳セレブ妻」はTLA Cult Awardsでベストタブーエロティカ賞を受賞! 国内でも先日の第23回ピンク映画大賞で作品賞・監督賞を独占。映画出演作は500本を越え、監督作は 2008年2月、ついに100本に到達。ヨーロッパでも高い評価を得ており、斯界ではトップ中のトップに数えられる名実ともにマスタークラスの巨匠なのだ。
60年代のピンク映画揺籃期に俳優として業界入りして以来半世紀。撮影所システムが崩壊していく中、多くの才能が流れ込み、そして巣立っていったこの世界で、彼はピンク一筋に生きてきた。AVの勃興期にも関わり、ただひたすら裸一筋。男と女が肌を晒して生きる、このあまりにも人間的な業界の人々を、抱き、抱かれ、そしてフィルムに収めてきた
何より彼が日本人離れしているのは、そのポジティブさだ。その半生を語りつくした専門誌のインタビュー『すべての死者よ、甦れ! 〜池島ゆたかが見た、生きた、ピンク映画傍証50年史〜』(『PG』#105)では、「映画ってのはみんなで面白がって撮るものなんだよ。その結果がいいも悪いもないじゃん。結果、観る人が喜べばダブルでうれしいけど…とにかく、やってる者が楽しむことが基本だよ!」
とラテン系全開の映画哲学を語っている。まさに性と映画を愛した鉄人の言葉だ。
この巨匠に、漫画家・映画監督・総合格闘家の三つの肩書きを持つ暗黒世界の案内人・巨椋修が挑む。果たしてその全貌を解き明かすことができるか?!
このライブには当日オンラインからのTipping(投げ銭)ができます。会場に来ることができなかったあなたも、面白いと感じた出演者には、どんどん応援のTippingをお願いします。クレジットカードと銀行振込の二通りの方法がありますが、100円単位の少額から、何口でも可能です。(アーカイブ映像に対する支払いもOKです。)左のオレンジのアイコンをクリックして、ショップカートをご利用ください。同時に出演者への激励メッセージも贈れます。
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